琵琶湖にある日本で唯一人が暮らしている湖上の島、沖島へ。
秋晴れのドライブ日和。船が出ている近江八幡の堀切港まで向かう。
港から少しだけ離れた「沖島観光用駐車場」へ車を停め、港へ。
船は1時間か2時間に一本程度。乗り遅れたら大変。
10:15発の船に間に合った。
駐車場の料金箱は船の中にある。
乗船券も船の中で買う。
到着。堀切港から島までは5分ほど。
港には小さなお土産販売所と食堂がある。
お昼を予約してあるのでこちらへはまた後で。
さっそく猫がお出迎えしてくれた。
島内には車がない。なので島の方たちの移動手段は徒歩か自転車か三輪車。
ここにも三輪車。
島に住む人々の生活が垣間見える細い道を歩き、神社方面へ。
高台にある興津島神社からの眺め。
ちなみにこの神社。藤原不比等さんによって建立されたとのこと。そういえば不比等の孫の仲麻呂が流されたという言い伝えがあるのもこの島。
高台を下りまた路地をうろうろ。
都会ではなかなか見つけられない懐かしい時間がここにはまだある。
湖の向こうには蓬莱山。
撮りたくなるような風景がたくさん。
お昼を食べに一旦港へ戻る。
予約しておいた沖島漁業会館の階で沖島漁協組合婦人部の方々が運営している「湖島婦貴(ことぶき)の会の沖島丼。
アニサキスアレルギーになって海の魚が食べられなくなってしまった私にとって、湖魚でいっぱいの定食は感激もの。
お刺身はビワマス。丼の上に乗ったかき揚げには手長エビが。
港の風景を見ながら湖の幸をいただけるなんて、幸せ。
始終にこやかだったお母さん。美味しかったです。ごちそうさまでした。
お腹がいっぱいになったので再び散策へ。
豆を剥くお母さんとそれを遠くから見つめる猫。
白い猫が多いね。家族かな?
鮒寿司用の桶。
幼稚園と小学校が同じ場所にあるらしい。生徒さんは2019年度で14人。島外から通ってくるお子さんもいるらしい。
こんな素敵な校舎で湖を見ながら勉強するってどんな気分だろう。
沖島小学校の裏にある登り口からケンケン山なる山に登ってみる。
途中で盛大に転んだ。
望遠レンズで撮った湖の向こう側。近江八幡のあたりだろうか。
高台から見た港。
そろそろ帰りの船の時間。
またゆっくり来よう。村内には民宿もあるそうなのでできれば泊まってみたい。
堀切港へは近江八幡からバスも出ている。ただ本数が少ないので要注意。
瀬田の唐橋を眺めつつ帰路に就く。