台南街歩き2日目
水仙宮市場
普段の早起きは苦手なのに旅行中の早起きは苦にならない現象に名前をつけたい。
まずは水仙宮市場。
この活気。市場はやっぱり朝だね。
市場では7個入りの茶葉蛋、老婆餅、そしてこの店でパパイヤを買った。
美容院の前でスタッフがお供えの準備をしていた。日常に宗教が溶け込んでいる。
祀典武廟
関羽が主祭神の祀典武廟。
月老祠。縁結びの「パワースポット」で有名らしく、私の前にも真剣にお参りしていた女性が二人。私は「よい仕事」とのご縁をお願いしておいた。
像の横にあった妙にリアルな月老様の御顔。おまけにFoever Loveときたもんだ。後から調べてみたらどうやらここでお参りして結ばれたカップルが写真を貼る場所らしい。
太歳殿。
斗母元君。
六和堂。
西社。
参拝用の金紙を燃やす金爐。
斜向かいにある馬使爺庁。祀典武廟に属する廟との事。
武廟前の愛玉屋さんに寄る。
できるまで店の中で座っていてと促される。小さなメダカがいる水槽(?)があった。
愛玉を食べながら進む。
ここに何か隠れているんだけどわかりますかね?
大天后宮
媽祖を祀る大天后宮。
多くの人がお参りしていたのと畏れ多いのとで、媽祖様は遠くからしか撮れない…。
…と思ったけど、お参りの人が途切れたので斜めから…。
四海龍王。
観音仏祖。
昨日の老婦人の粽が美味しかったので今日もまた行ってみる。
ホテルのフロントのスタッフに「昨日の粽が美味しかったので今日も来ました」という中国語をメモに書いてもらって持ってきたのだけど、この日は粽はないという事だった。
残念。
四安境牛磨後神興宮
神安廟、保興宮、檺林宮が一緒になった廟。柱や天井の彫刻(というのかな)が重厚で見ごたえがある。のにこの日は柱の写真を撮らなかった。何やってんだ。
西市場
昔の面影が残るという西市場。
布問屋が多い。時間なのかそれとも寂れてしまったのかシャッターが閉まっている店も多かった。
鶴橋にちょっと雰囲気が似てる。帰国してから知ったのだけどもう少し奥へ行くと屋台などが集まった賑っている場所もあったらしい。
本土吉牛肉湯
この日の午後は安平へ歩いていく予定だったので、一旦神興宮の方に戻ってきて、宮のすぐ隣にあった牛肉湯の店に入った。何気なく入った店だったけど実は有名店のようです。
お子さん2人の面倒を見ながらの接客は大変そう。でも終始にこやかに対応してくれる感じのよいご夫婦。
牛肉燴飯。野菜と肉が大盛ご飯が埋もれて見えない。
ちゃんとした写真がないけど、牛肉湯も味わい深く美味しかった。
安平へ
今回の旅は必要最小限しか公共の交通機関を使わないと決めている。
なので安平までひたすら歩く。こんな趣のある風景にも出会えるのが徒歩の醍醐味。
台南運河
大通りを歩くのに飽きたので台南運河に沿って進んでみる。
ベンチで一休み。
なかなかシュールな絵が描かれた何か。
暑くてダレ気味のわんころず。
扇風機に吹かれながら居眠りをしていた老婦人。いい光景だなと思ってこっそり撮らせてもらった。
安平観音亭。やっと安平地区に着いたらしい。
安平老街
遠足なのか、小学生らしき子どもたちがたくさん。
子ども達に大人気の店。
お金を入れるとこのルーレットが回り、止まったところの数だけアイスを盛ってもらえる。
2個盛ってもらえてご満悦。
安平古堡
時間と入場料節約のため安平古堡は外から眺めるだけに留めた。
なんかいた。
来た道を引き返した途中にあった駄菓子屋さん。
黒猫に遊んでもらった。
店の奥にわんこ。
雰囲気ある路地に引き寄せられるように進む。
地元の人の生活が垣間見られるこういう風景大好き。
海頭社廣濟宮
海山館
海山館は清朝時代、安平に駐屯していた兵士達の休息場だった場所。混雑していたのでこちらも中には入らず眺めるだけ。
入り口には安平独特の魔除けのシンボル「劍獅」が。
老街を抜けて海の方へ。
ここにも劍獅。
海産物(牡蠣だったかな)の作業場。
突然現れた墓地。沖縄の亀甲墓に似ていて興味深い。
所狭しと並ぶ墓。
安平港
安平港。
対岸のあれは観音様だろうか。
では、ホテルに戻りましょうか。さすがに疲れたので帰りは碧海碼頭からバスに乗る。あと何分でバスが来るか、バスが今どの辺りにいるのかが確認できる「大台南バス」のアプリが便利だったのでオススメ。バス停にも大体の到着時間が電光掲示板で表示される。
バスが来るまでぼーっと待つ。
乗った。
何か飛んでた。
市街地に入ったようだ。
赤崁樓前で下車。バスの外観を撮っていなかった事に気付き、慌てて撮った。
もう夕刻だったので赤崁樓には入らず。
ホテル近くの通りがかりの店でカレーを買う。
部屋でおやつ
歩き回ってお腹が空いたので「おやつ」と自分の中で言い訳しつつ色々食べる。さっき買ったカレー。五香粉が入っていたりとかの台湾らしさを期待したけど、極々普通の日本の家庭で作るカレーだった。美味しかったけど。
水仙宮市場で買った卵。
黒松沙士。懐かしのドクターペッパーみたいで美味い。
パパイヤ。
老婆餅。
夜の街歩き
蝦仁飯が食べたかったので海安路一段にある店に行ってみたけど、シャッターが下りている。近くにあるもう1軒の蝦仁飯屋さんも開いていない。蝦仁飯は諦めて保安路方面へ。
保安路
南廠保安宮。
これまた店がたくさんあり過ぎて迷います。
適当に店を選んで牛肉湯。食べている間中ずっと店主夫婦が夫婦喧嘩をしていて、その事しか覚えていない。不味くはなかった、むしろ美味しかったはずなんだけど。
八寶冰圓仔惠
デザートにかき氷。トッピングがいくつか選べる。緑豆とタロイモ、あと何を選んだんだっけな。
見かけは地味でインスタ映えはしないかもしれないけれど、素朴な味でしみじみ美味しい。
お店のおかあさんも優しく元気。
茂雄蝦仁肉圓
持ち帰りで蝦仁肉圓。ここも有名店らしくて私の後ろには「地球の歩き方」を持った女性が並んでいた。
路地裏に陽春麺屋さん。目立たない場所なのに注文を待つ人が多いって事は美味しいんだろうか。
腹ごなしに小北夜市方面へ行ってみる。
日本のガチャガチャ、流行ってるのかね。
国民小学(旧台南第二公学校・宝公学校)。日本統治時代の建築との事。
小北観光夜市
昨日の花園夜市とはまた違う雰囲気の小北観光夜市。
蛇肉の屋台もあったりして、ちょっと台北の華西夜市みたいな雰囲気。
特に食べたいものも見当たらなかったので一巡りしただけで帰る。
途中、小北百貨に寄る。
タイで人気のマダムヘンの石鹸発見。
ローカルスーパーにも寄ってみる。店内ライトのせいで色が変。
チヌやん。
原住民衣装を着た鷹がモチーフのお菓子。かっこいい。
この日も綺麗な月が浮かんでいた。
保安路で買った肉圓は部屋に戻ってすぐ食べました。
ちなみにiPhoneさんによれば、この日に歩いた距離は21.8km、歩数は33,596歩との事。食べまくっているけどその分歩いてカロリーも消費しているはず。
3/22の飲食メモ
愛玉 40元
茶葉蛋 70元(7ヶ入)
老婆餅 15元
パパイヤ 60元
牛肉湯 100元
白飯 10元
牛肉燴飯 100元
炒青菜 40元
台湾茶 20元(ペットボトル)
酸梅茶 35元
咖哩雞肉飯 85元
排骨冬粉 70元
米糕(大) 50元
刨冰 50元×2=100元
蝦仁肉圓 60元(3ヶ入)
計 855元(約3,200円)