2005年5月13日~15日までのひとり旅。
最近はあまり見かけなくなったバーミヤンで当時「台湾フェア」をやっていて、その時に初めて食べた魯肉飯が美味しかったので、有休を取って台湾に行ってみる事にした。旅の動機が主に「食べ物」なのは、昔も今も変わらない。成長しとらんな。
飛行機は確かエバー航空。まだLCCはなかった時代。私自身もそこまで旅慣れしていなかったのでJTBの終日フリーのパッケージツアー。有休を取って平日に行ったのでそこそこ安かった。
ホテルはシャングリラ(台北香格里拉遠東国際大飯店)。ひとり旅だというのに無駄に贅沢。
さすがに五つ星だけあって、部屋もサービスもお風呂も申し分なし。特に大きな窓からの眺めは圧巻。雨だったけどね。居心地がよかったこともあって、到着した日はそのままホテルで過ごしたっぽい。今だったらありえないけど。夜は何食べたのかな。
2日目。台北駅。何をしに行ったのか記憶なし。
雨~。
中正紀念堂。
門の文字は、当時はまだ「自由広場」ではなく「大中至正」。
『十二国記』にはまった直後だった私は、台湾の辿ってきた歴史に想いを馳せる事もなく、「陽子と景麒が天勅を受けた廟そのものじゃん」という呑気な事しか考えていなかった。
茶藝館でお茶を飲んだり永康街で買い物したりとうろついていたら雨でずぶ濡れになったので一旦部屋に戻った。
広すぎる部屋と大きすぎるベッドを持て余している感。
夕方再び行動開始。
龍山寺。
華西街観光夜市。初の台湾で初の夜市なのに、随分とコアなところに行ってるな…。
帰国の日も雨。
胡椒餅を探しに早朝にホテル周辺をうろついた後はチ、ェックアウトまで部屋でごろごろ。
それにしても。
小さなローカル食堂で念願の魯肉飯を食べたり、小籠包で有名な店に入ったら20個からしかオーダーできなくてひとりで四苦八苦しながら食べたり、夜に道に迷ってしまい、雨雲の中にそびえ立つ台北101の姿を頼りになんとかホテルまで帰り着いたり…と、けっこう動き回ってそれなりに色々ネタはあったはずなのに、その辺りの写真が一切ないのはどういう事?!