ツキナミ

台湾と南の島とニュージーランドが大好きな 千葉産関西住み女のなんてことない毎日の記録。

2021.01.10(Sun.)とんど

シチューを作ったけどいる?という母からの電話で8時頃起きた。
けど、お昼に取りに行くと伝えまたすぐに二度寝。

10時過ぎに起きてシチューを受け取りに行き(夜食べまーす)
その後週末の買い出し。
駐車場へ行く途中の公園では、今晩のとんどの準備が進んでいた。

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本場中国料理を出す『味味』へお弁当を買うという名目で寄り
いつもお手伝いを頑張っている小学生のお嬢さんに
遅めのクリスマスプレゼントを渡した。
お母さんに勇気を出して中国語で「新年好!」と言ったら通じたよ!(そりゃそうか)


とんどは18時に点火。
まずは手のアルコール消毒と検温。
そしてなんと今年は参加者にホットドッグとみたらし団子を配ってくれるという太っ腹。
この暗いご時世、少しでも楽しんで喜んでもらえたらという
町内会の皆さんのお気持ちなのかもしれない。ありがたい。

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いつもよりとんどの竹が少なそうに見えたけどよく燃えていた。

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この辺りではとんどの火を提灯にうつして家に持ち帰る人が多い。

この火を豆木にうつしてかまどにくべ、小豆粥を炊くのが古来のならわし。さらに小豆がゆを椿の葉の裏にのせ、神仏にお供えをする。


のだそうだ。

私が以前住んでいた神奈川では、とんど自体がこれほど大きくはなかったと思う。
焚火がちょっと大きくなった程度で、木の枝に飾った紅白の小さなお団子をその火で焼き、家に持ち帰って無病息災を祈って食べる…というものだった。
土地によって風習が違うのも面白いね。

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メラメラと燃えていたとんどの炎。
あの勢いで疫病も焼き尽くしてくれるといいんだけどな。