2002年12月23日。
有名なヒルフィギュア(Hill Figure)のひとつ、アフィントンの白馬(Uffington White Horse)を見に行った。石灰岩の丘に描かれた3000年前の地上絵。別の場所には巨人の地上絵もあったりする。地上絵というとナスカが有名だけれど、イギリスでもこんな原始的な遺跡が残っていたりする。
離れた場所から。
マンガー(The Manger/ 馬草桶)と呼ばれている小さな谷。ここには、月明かりの夜に「白馬」が食事に来るという伝説がある。
ドラゴンヒル(Dragon Hill)。聖ジョージが竜を倒したという伝説の場所。頂上の白い点は殺害されたドラゴンの血が飛び散った跡で、そこには永久に草が生えないと言われている。丘の頂上が平らになっていて、氷河期時代に儀式を行った場所らしい。
他にもたくさんの伝説が残る不思議な場所。丘から見下ろした大地には、ミステリーサークルのような渦巻き模様も見えた。
近くには鉄器時代の砦跡 アフィントンキャッスル(Uffington Castle)もある。
霧が出てくるわ風がひゅーひゅーと音を立てるわで、向こうから伝説の人物や鉄器時代の亡霊が現れそうでちょっと怖かった。この後雨まで降ってきた。
寒くてたまらないので、丘を下りて帰路につく。
帰りに寄ったウェイランズ スミシー(Wayland's Smithy)は新石器時代の古墳。
Lord of the Ringsに出てくるエントのような木。
さっき見た砦の遠景。