2003年1月10日。
英語の「風呂」の語源にもなったと言われているバース(Bath)。西暦65年頃のローマ時代の浴場遺跡が残る街。まさに「テルマエ・ロマエ」の世界。
46度の温泉が今でも湧いていて湯気が立ち込める。
いまにもケイオニウスが現れそうじゃないですか。(ルシウスではなく、あくまでもケイオニウス)
冷水風呂。
ローマ時代の配管跡。現代と大差ないこんな施設を作ってしまうなんて、ローマ人いったい何者ですか。
ちなみにこの遺跡の隣にはパンプルーム(Pump Room)というレストランがあり、そこでは鉱泉が飲める。
すぐ近くのバース修道院(Bath Abbey)。
建物の両脇に掘られた天使が昇り降りする梯子、ヤコブの梯子(Jacob's Ladder)が有名。
逆立ち(?)しながら降りている天使がいた。
クリスマスの名残。
この日は家族の了解を得て一人でBathに来ていて、B&Bにも一泊した。発作的に数日前に予約した宿だったけど、まさかこんなに可愛い部屋を用意されるとは…。
「ブログを書いている」と行ったらオーナーが他の部屋も案内してくれた。10年以上も経ってからの記事になってしまってごめんなさい…。おまけに宿の名前も覚えていないよ…。
天蓋付きのベッドがある青を基調とした部屋。個人的にはこの部屋が一番好み。
暖炉のあるリビングルーム。
朝食をいただく部屋。その日は私以外に宿泊客がいなくてオーナーの子ども達4人と一緒に朝食を食べた。中学生か高校生くらいの娘さん1人と息子さん2人はシャイなのかそれともそういうお年頃なのかほとんど会話してくれなかったけど、その分大学生くらいの一番上の息子さんが気を遣って色々と話しかけてくれた。明るく爽やかな好青年だった。
B&Bから見たバースの街並み。
パルトニー橋(Pulteney Bridge)が見えてきた。
橋の上部の両側に建物がある、独特のデザインが有名。
今日もバース修道院の前を通る。何かのプロテスト。
ザ・サーカス(The Circus)。パラディオ様式のブルジョア向け集合住宅。空には気球が浮かんでいた。
2002年年末から2003年にかけてのイギリス滞在の記録はこれで終わり。